天日干しにこだわり、手延べにこだわり、健康食を目指した新しい素麺へ

電話:0879-82-2740

FAX:0879-82-6014

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今のお客様をとことん大切にしたい。

小豆島で400年以上続くといわれる素麺。天日干しと手延べ製法にこだわった、素麺です。古来より素麺は贈り物として珍重され、日本人の食文化に深く浸透してきました。お中元やお祝い事の贈り物に素麺が選ばれてきたのは、贈り先様の健康や長寿への願いを込めた、はるか昔から続く日本人の思いやりの現れです。
そして今では、普段の食生活になくてはならない存在となりました。
夏の暑い日、冷えた素麺は心も身体も穏やかにし、冬の寒い日、温かい汁で満たされた素麺は頭からお腹の中まで温まり、食べた方を笑顔にしてくれるものだと思います。

私たちは、400年以上続く思いやりの詰まった素麺を誇りに思い、これからもお客様のことをとことん大切に考え、これからも石井製麺所らしい素麺をつくり続けていきます。

次の100年に向けた新しい私たちの取り組みです。

次の100年に向けた
石井製麺所のブランドロゴ

お客様からのお電話ではご注文以外にも、嬉しいお声や励ましのお声があり、私たちもたくさんの元気とやり甲斐をいただきます。
そのお声にお応えするべく素麺づくりでは、ご縁をいただくお客様の笑顔を思い浮かべながら、一束一束丁寧に素麺を仕上げています。
お客様に支えられながらもお客様とともに成長し、お客様に喜ばれることを第一にした素麺づくり—まるで素麺の“より”のような関係は、私たちにとってとても大切なカタチなのです。

私たちは、創業からおよそ50年、美味しさと安全にこだわり、親子3代にわたってご愛顧いただく素麺をつくり続けてきました。
そしてこれからは、次の100年に繋がる素麺づくりを目指し、お客様の食生活になくてはならない素麺を、つくり続けていきたいと願います。
それが、石井製麺所が目指す、これからの取り組みです。

  • 【こだわり①】 手延べ製法

    手延べ素麺はその日の天候に大きく左右されるため、まったく同じ原料を使うだけでは同じ品質の素麺はできません。天候に合わせて塩の量、練り具合、天日干しと室内干しの時間配分を調整するなど、職人の技術、勘、経験が大切になってきます。これが手延べ素麺の大きな特徴といえます。これらを毎回ノートに記録し、データとして保管。常に、翌日、翌年の製造の参考にしています。その日の素麺の状態に合わせて、臨機応変に時間と人を動かすことが、私たちならではの「素麺が主役」の製造方法です。

  • 【こだわり②】 天日干し

    天日干しは創業時から変わらず、その手間を惜しまず、この製法を守り続けています。
    私たちがこだわるのは「天日干し」と「室内干し」。
    天日干しが素麺を美しい白色に仕上げますが、天日干しだけでは乾燥し過ぎ、締まりのない麺になります。天候、気温、湿度を見ながら、天日と室内の時間を調整し、白く、締まりのある素麺に仕上げています。時間を誤ると、最高の状態とはなりません。

  • 【こだわり③】 商品開発

    商品開発は、“常にお客様の笑顔が大前提”にあります。
    「毎日食べても飽きないセットを」「お孫さんと一緒に食べられるものを」「大学生の息子さんへの仕送りで喜ばれる商品を」など、お客様のニーズを測るだけではなく、深く長く繋がるお客様との関係性を活かし、そのご家族に喜ばれるリアルな商品づくりを心掛けています。お客様の何気ない一言に、常に耳を傾け、必要とされる商品づくりを目指しています。

  • 【こだわり④】 お客様との繋がり

    お客様ひとりひとりを大切にする揺るぎない姿勢を目指しています。
    お客様と繋がっていることに喜びを感じ、常にコミュニケーションをとることを大切にしています。季節の情報はもちろん、贈り物の時期にはいち早くお客様にお声がけし、スムーズにお届けできるように取り組んでいます。
    現在は、三代目自らが島の情報をお伝えしたいと考え、「石井製麺通信」を発行しています。また、電話応対では「丁寧に、親しみやすさをかんじていただける話し方」を大切にしています。

  • しょうどしま長命草そうめん

    「1株食べれば1日長生きする」と言われるほど高い栄養価と強い生命力を持つ「長命草」の粉末を練り込んだ、「長命草」が手軽に摂れる素麺です。
    普通の素麵と違い、小麦粉に「長命草」の粉末を練り込むことで生地が延びづらくなりますが、独自の道具と製法により、通常の倍の手間をかけて延ばし仕上げています。
    抹茶の風味にも似た「長命草」の味わいと、きれいな翡翠色をお楽しみいただけるように一般的な素麺よりも少し太めに仕上げています。着色料など食品添加物を一切使わない「からだ思い」な手延べ素麺です。

  • オリーブオイル素麺 ~ オリーブの香 ~

    健康志向の油として有名になったオリーブオイル。オリーブオイルに含まれているオレイン酸には、抗酸化作用や動脈硬化の予防効果があるとされています。通常の素麺に比べてなめらかな質感も特徴です。
    「オリーブの島」小豆島から、小豆島産100%オリーブオイルを練り込んだ素麺をお届けします。

  • 山芋入り

    厳選された原料を使った、「山芋入り」の素麺です。山芋の粉末を練り込むことで、モチモチとした食感の素麺となっています。古くから日本で栄養満点の食べ物として親しまれてきた山芋。我が家でも子どもの頃からとろろにして食卓に並ぶのが定番でした。
    山芋は消化作用を良くし、たんぱく質を効率良く吸収する働きがあり、健康にいいものです。

  • 手延べ麺 蕎麦風味

    手延べ製法によるツルツル食感と、のど越しの良さが自慢の「手延べ麺 蕎麦風味」。山芋の粉末を練り込み、オリーブオイルを表面に塗って仕上げています。茹でのびしにくいので、冷やしても温めても美味しくお召し上がりいただけます。
    400 年の手延べの歴史を持つ、小豆島ならではの蕎麦をお楽しみください。

  • 手延べ素麺

    伝統的な製法でありながら、そのなかにはお客様により美味しい素麺をお届けするための、石井製麺所ならではの工夫が詰まっています。
    特にこだわっているのは「乾燥」。天日干しと室内干しを調整し、美しい白さと抜群のコシを実現しています。ひとつひとつの工程を真面目に、丁寧に、私たち自身の手作業でつくり上げています。

日本三大素麺の一つ「小豆島手延べ素麺」

瀬戸内海に浮かぶ小豆島に、手延べ素麺づくりの技が伝えられたのは、約400年も前といわれています。小豆島池田村の島民が大和の三輪(奈良県)に立ち寄った際に、素麺の製造技術を学び、小豆島に持ち帰ったのが始まりとされています。素麺は、冬の農閑期に家族の労力だけで生産できる事から、瞬く間に小豆島に広がりました。
小豆島には、小麦の栽培に適した気候や瀬戸内海の塩、素麺づくりに必要なごま油が豊富にとれるなど、素麺づくりに最適な気候風土(寒期に空気の澄んだ瀬戸内の寒風が吹き寄せる中での天日干し)があり、以来、小豆島の職人は頑(かたく)ななまでに、昔ながらの伝統手延べ製法を守り続けています。
この環境で生まれた小豆島手延べ素麺は、奈良県「三輪そうめん」、兵庫県「揖保乃糸」に並ぶ日本三大素麺のひとつとなりました。 長い歳月をかけて磨き上げられた白い絹糸のような優雅な風味は、まさに、伝統の心で熱く深く麺作りに情熱を注いできた島の人々の心意気が生んだ白き麺の逸品です。

手延べ素麺の美味しい茹で方

  • ①「大きめの鍋で」、「多めの湯で」、かつ「茹で過ぎない」ことが大切です。
  • ②素麺6束(およそ3人前)の場合、まず3リットルの水を沸かしよく沸騰したとき、素麺をほぐしながら「パラパラ」と湯の中に落とし入れます。
  • ③箸でゆっくりとかき混ぜながら、2分ほど茹でます。
  • ④麺の表面が半透明の状態になるのが茹で上がりの目安ですが、お客様のお好みのかたさに茹で加減を調整してください。
  • ⑤茹で上げ後、麺をザルに移し、冷水で洗います。このとき、冷水を張った鍋にザルごと素麺を入れて、水の中で素麺を泳がせるように洗うと、素麺の風味を失うことなくお召し上がりいただけます(水を交換しながら2~3回ほど繰り返してください)。

素麺の保存方法について

素麺は乾燥された自然食品なので湿気、匂い、光に強い影響を受けます。特にカビ、酸化臭の原因になるので注意が必要です。保存の際は、直射日光や蛍光灯の光の当たらない風通しの良い場所、または乾燥した湿度の低い場所が最適です。
タッパー等の密閉性の高い保管容器に入れ冷蔵庫での保存もお勧めです。出し入れの際は、結露によるカビの発生にご注意ください。

会社概要

  • 会社名
    有限会社 石井製麺所
    代表取締役
    石井義人
    所在地
    香川県小豆郡小豆島町馬木甲50-3
  • 創業
    1971年
    事業内容
    1、手延べ製法による素麺、蕎麦等の製造・販売
    2、素麺を軸にした新しい食のサービスの提案
    3、小ロット製造を生かした、小規模飲食店様・
      販売店様向けのOEM商品の開発