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2021年4月4日 小豆島そうめんの歴史をたどる②

小豆島の手延べ素麺、その歴史の跡を探して…

今回は殿川をさらに上流に向かいました😃

 

殿川ダムから車で上へ上へと。

道路脇から見下ろすと、山の木々の隙間から川の流れが見えます。

しばらく進むと目当ての建物が!

こちらは「殿川水天宮」。

事前に調べたところによると、別名「毘盧遮那大龍神(びるしゃな)」と呼ばれるそうで、

幕末から明治にかけて、このあたり(中山地区)の製粉業者の皆さまに信仰されていた神様だそうです。

当時の製粉方法は石臼によるもので、動力として水車が用いられていました。

その水車を回すために水と川は不可欠な存在。

川の流れを龍に見立て、「水車の神」として信仰されていたのだと思います。

場所は川のかなり上流ですが、水量も豊富に見えます。

綺麗に澄んだ水で、この光景は昔と変わらないものなのでしょうか。

赤い橋を渡った先に本殿がありました。

丁寧に管理されているようで、お供え物の様子からも最近お参りされた方がいらっしゃるようです。

資料では毎年7月6日に神事が行われていたそうです。

今となっては製粉業はなくなってしまいましたが、現在も神事は行われているのでしょうか。

 

ただでさえ小豆島は水不足で悩まされていたはず。

ダムが整備されるまでは、私の子どもの頃も断水がありました。

水は製粉業者、ひいては素麺業者にとっても大切なものだったはずです。

当時は神様への祈りも生業の一部。

自分たちの命をつなぐ、大事な大事な祈りの場ということでしょうか。

 

原料の調達が便利になるにつれて、こういった慣習も薄れてきたのだと思います。

便利になり、品質も向上するのは喜ばしいことですが、

その一方で昔の人々が大切にしていたものを守り伝えることも、

小豆島そうめんの担い手として大事な役割です。

 

次回はいよいよ水車とご対面です😄