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2020年10月24日 『石井製麺所通信 第7号』を発行しました~お客様の顔が見えるということ~
『石井製麺所通信 第7号』が皆様のお手元に届いている頃かと思います。
ご覧いただけましたでしょうか?
今回は、以前にブログでもご紹介したイベント出店の様子をお伝えしております。
石井製麺所にとっては3回目のイベント出店。小豆島の外に出るのは初めての経験。
経験不足で不安もありましたが、終わってみれば「出店してよかった!」と心から思えます。
高校生や大学生が、一口食べて「美味しい」と言ってくれる、2杯、3杯とおかわりをしてくれる。
これが本当に嬉しかった。
私はただいま34歳ですが、比較的近い世代の人が素麺を食べている姿を見るのは珍しかったりします。
ラーメンやパスタと違って、素麺は町を歩いていても専門店は見かけないですし(最近は増えてきているようです)、やはり素麺は「夏の食卓に並ぶもの」というイメージが強いです。
なので、今の若い人たちに素麺って美味しいと言ってもらえるのだろうか、そんな不安を抱いていました。
手間を惜しまずに、1日1日が真剣勝負。
私たち家族が試行錯誤を繰り返して育てた素麺は、やっぱり美味しいんだ。
手前味噌ではありますが、すごく自信にもなりました!
もう一つ嬉しかったのは、とある選手が親子で、「素麺を食べて優勝しました!」と報告に来てくれたこと。
実は大会前にも「うどんを食べて新記録が出た」というお客様がいらっしゃいました。
どうやら、うちの素麺・うどんはアーチェリーにとても縁起がいいようです😆
真面目な話、スポーツ時のエネルギー源として素麺は最適だと思います。
イベントから約1か月が経ちますが、今でも報告に来てくれた親子の顔が目に浮かびます。
やはり、食べてくれるお客様の表情が見えるのはありがたいことです。
普段は全国発送で、当然ながら直接お客様のお顔を見ることはできません。
それでも、「この素麺でお客様は笑顔になってくれるだろうか」と素麺をつくりながら思い浮かべています。
「これからもっともっとお客様と繋がれるような、そんな会社を目指していきたい」
そんな想いを新たにしたイベントでした。