この数日で夏の気配が色濃くなりました。
仕込みで準備する塩の量が増えて、製造中に少し汗ばむようになってくると、
「いよいよ夏!」「素麺の季節到来!」と気持ちが盛り上がるのは、素麺屋あるあるかもしれません。
さて、お客様には「夏のご案内」が届いている頃かと思います。
今夏は新しいギフト商品として『小豆島セレクト』をご用意しました。
私、三代目が厳選した小豆島の“食財”を、食に携わる方々の「想い」と「こだわり」とともにお届けします。
穏やかな気候、海と山どちらも近い自然環境、海上交通の要衝といった地理的条件。
そして新しい物好き、研究熱心な島民性。
ひとつの島に、沢山の食産業が息づく小豆島。私なりにその理由をキーワードにまとめるとこんな感じでしょうか。
小豆島に帰ってきて丸3年が経ちますが、
特に「研究熱心な島民性」は肌で感じるところです。
☆自社栽培はもちろん、自らの足とそのティスティング技術で、日本人の味覚に適うオリーブオイルを厳選・輸入するオリーブ農園
☆「肉厚で美味しい」と島内で評判 栽培だけでなく、お客様に美味しく食べていただくためのレシピ開発にも熱心な椎茸農家
☆小豆島の新しい健康野菜、安心安全の健康食材づくりに挑戦する「小豆島長命草の会」の農家の皆さま
私、三代目が出会った生産者の方々。
自分のつくる物に対する「こだわり」、お客様に美味しく食べてもらいたいという「想い」。
そんな話をするとき、皆さまの言葉には“伝えたい”パワーが込められ、表情はパッと明るくなります。
「そんな“食財”を、お客様にも知ってほしい」
「そんな“食財”と一緒に食べることで、素麺がもっと美味しく、楽しみ方も広がるのではないか」
『小豆島セレクト』には、そんな「想い」を詰め込んでいます。
これから一つひとつ、ご紹介していきますね。