つめたい素麺を、めんつゆにくぐらせて、ツルツルっといただく。
そんな当たり前の食べ方に、オリーブオイルを加えるだけで、素麺の味わいが「ぐっと」深くなります。
新しい素麺の楽しみ方を教えてくださったのは、
小豆島のオリーブ農園、「小豆島岬工房(みさきこうぼう)」の土居秀浩さん。

オリーブに携わって30年を超えるご経験、国際基準のティスティング技術、島外のオリーブ栽培の技術指導…
並べて書くだけでもオリーブに詳しい方だと伝わりそうですが、
私は「日本人の味覚に合うオイル」にこだわっていらっしゃるところが、
土居代表の、ひいては岬工房さんの一番の特徴だと感じています。
「素麺にはこんなオイルが合うんじゃないかな?」
そういって手渡されたのは5種類のオリーブオイル。

左から「ビジャロンガ」「アルファファラ」「オヒブランカ」「スペイン産エキストラバージンオリーブオイル」
(これに、今回ご紹介する「モロッコの雫」を加えた5種類)
「この中で、めんつゆに入れるなら…」
実際に食べ比べて驚きました!
一つひとつ、味、香り、後味の残り方が違っています。
フレッシュで若々しい青さを感じるオイル、ツンと華のある香りを残すオイル、舌に柔らかく後味もすっきりとしたオイル…
こうして食べ比べてみると、その性格の違いが分かります。
その中で、一番めんつゆに合うと感じたのが、モロッコ産のエキストラバージンオリーブオイル『モロッコの雫』です。

どこかフルーティな風味でありながら、ダシの旨みを損なうことない味わい。
めんつゆから素麺を引き上げると、自然とオリーブオイルが麺にからみ、
舌触りもなめらかで、「まろやかな素麺」になります。
食べ比べた5種類の中で、素麺+オリーブオイルの入門にピッタリだと思います。😄
和食と相性のいいオイルを探して、海外のオリーブ農園に足を運び、
土居代表ご自身の目と舌で選び抜いたこだわりのオリーブオイル。
まずは素麺といっしょにお召し上がりください!

この数日で夏の気配が色濃くなりました。
仕込みで準備する塩の量が増えて、製造中に少し汗ばむようになってくると、
「いよいよ夏!」「素麺の季節到来!」と気持ちが盛り上がるのは、素麺屋あるあるかもしれません。
さて、お客様には「夏のご案内」が届いている頃かと思います。
今夏は新しいギフト商品として『小豆島セレクト』をご用意しました。



私、三代目が厳選した小豆島の“食財”を、食に携わる方々の「想い」と「こだわり」とともにお届けします。
穏やかな気候、海と山どちらも近い自然環境、海上交通の要衝といった地理的条件。
そして新しい物好き、研究熱心な島民性。
ひとつの島に、沢山の食産業が息づく小豆島。私なりにその理由をキーワードにまとめるとこんな感じでしょうか。
小豆島に帰ってきて丸3年が経ちますが、
特に「研究熱心な島民性」は肌で感じるところです。
☆自社栽培はもちろん、自らの足とそのティスティング技術で、日本人の味覚に適うオリーブオイルを厳選・輸入するオリーブ農園
☆「肉厚で美味しい」と島内で評判 栽培だけでなく、お客様に美味しく食べていただくためのレシピ開発にも熱心な椎茸農家
☆小豆島の新しい健康野菜、安心安全の健康食材づくりに挑戦する「小豆島長命草の会」の農家の皆さま
私、三代目が出会った生産者の方々。
自分のつくる物に対する「こだわり」、お客様に美味しく食べてもらいたいという「想い」。
そんな話をするとき、皆さまの言葉には“伝えたい”パワーが込められ、表情はパッと明るくなります。
「そんな“食財”を、お客様にも知ってほしい」
「そんな“食財”と一緒に食べることで、素麺がもっと美味しく、楽しみ方も広がるのではないか」
『小豆島セレクト』には、そんな「想い」を詰め込んでいます。
これから一つひとつ、ご紹介していきますね。
日頃より石井製麺所をご愛顧いただきまして、誠にありがとうございます。
石井製麺所では、夏本番が間近に迫った現在、非常に多くのご注文をいただいております。
新型コロナの影響、社会不安が続いているなか、これまで以上に弊社をご利用いただけることに、
深く感謝しております。
そのような状況で大変恐縮ではございますが、商品によっては在庫が足りなくなっており、発送まで1週間ほどのお時間をいただく場合がございます。在庫の不足により、お客様にご迷惑をおかけしていることをお詫び申し上げます。
現在、製造日の翌日発送を徹底し、できるだけ早くご対応できるよう努めております。
品質を落とすことなく、お客様にご満足いただけるお素麺をお届けいたしますので、
何卒ご理解をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
なお、御中元としてのご利用などお届け日のご指定がございましたら、早め早めのご注文をいただけると、
より確実にご対応できるかと思われます。併せて、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
三代目 石井義人